さてさて何かこんな時間に日記って
日記じゃねえだろうオマエって感じですね(笑)そういう生活なのです(笑)

今日は音楽ではなく物理についてちょっとお話しましょう。
いつも語っているじゃねえかっていう突っ込みはなしで(笑)。

私の敬愛する物理のせんせいは、私が習っている中では二人です。
残念ながら私は(手応えからいっても)浪人することになります。
凄くお二人にはお世話になって、もう、
金魚の何たらといった感じになってまで物理を習ってきました。

モノマニアでしょうか、一種(笑)。

そういう一年を過ごしてきて、私は自分の理系に至るまでの
初心を思い出しました。
何故天文部に入って、学校の物理なんか物理じゃねえとまで
思いながらも物理を続けた理由を。

 

まあそんなに格好つける気もないので
ここではそんな陳腐な話は省略(笑)

それでも、高三になるまで医学部に行こうと思って生活してきたので
そうやすやすと変えられるはずもなく(笑)
ぶーぶー言いながら迷っていました。
相談しまくったり貶されたり色々しましたよ(笑)
物理が儲かるなんていうのは妄想ですよ(笑)


 

そんな中、氏に一冊の本を紹介されました。
それが、この『ファインマンさん 最後の授業』です。
本自体を紹介するまでに時間かかりすぎですね(苦笑)。

学校帰りに即・有隣堂に買いに行き(理工学書分類にあります)、
その日結局徹夜をして読みました。
ページを捲る毎にどきどき、わくわくして
小さい頃に物理に感動した自分を思い出しました。
それだけ、素晴らしい本なのです。

晩年のファインマン教授と、若い物理学者である著者。
自分の将来を不安に思う著者と、自分の死を見詰めるファインマン。
失礼ながらも、著者の観る世界を自分の世界に重ねてみたり
ファインマンさんの一言ひとことに感動しながら読み進めました。

物理なんて解らないという方でもこの本は読めると思います。
確かに多少専門的な知識に関しても触れられています。
けれど、どきどきを感じさせられる本なのです。
物理学者として、そして、人間としての魅力を
この本から、ファインマンさんから感じるのです。

 

 

R.P.Feynmanという人を、知っている人はそんなに居ないでしょう。
朝永振一郎と同時にノーベル物理学賞を受賞した、と言って
何人の人がその存在を思い出すのでしょう(私も世代ではありませんから)。
チャレンジャー号の事故を解明したのが、ファインマンその人です。
ファインマン教授、ファインマン氏ではなく、“ファインマンさん”
こう呼ばせる、このタイトル、そして彼自身の人生。
こういった人の人生は、物理を学ばない限り知り得ないでしょう。

 

 

だから私はここで紹介します。

今、進路に悩んでいる人。
是非読んで欲しいと思います。
何か感じられるものがあれば、
この本はその人にとって良い本となるでしょう。

本とは、そういったものではないのでしょうか。

 

 

 
気になったら、是非是非読んでみてください。

私はこの本に、背中を押されました。

ISBN:4840108978 単行本 安平 文子 メディアファクトリー ¥1,800

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